自分自身の弔辞

【終着点のイメージ!】

昨年は大切な人が幾人もこの世を去りました。親友、そして恩師も。

 

私、そして当人も思いがけなかったような若い年齢での逝去。

そして、いわゆる平均寿命に近いものであったとしても、やはり突然だった別れ。

 

もし、それが最後だと分かっていたら・・・

 

その人たちとの一瞬一瞬に、どれほどそのこと(その可能性を完全には否定できないこと)を、

想起しながら付き合っていたのか。

 

なくしてみて初めて、後悔することの数々。

 

私自身もそのように、突然に、あるいはゆっくりと、どんな形かは分からぬも、この世を去ります。

自分自身の「最後の日」をイメージして、長期的・本質的・客観的な選択を重ねねば。

 

そう思えばこそ、日々の選択の質が研ぎ澄まされる。

 

そう強く思わされた、Facebook の記事を以下に引用します。

アチーブメントの大杖正信トレーナーの言葉です。

 

この言葉、強く強く、心に刻みます。

 

私自身の弔辞、今年一年かけて練り上げます。

 

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大杖 正信

 

新年明けましておめでとうございます。

 

本年もあなたの成長が加速し、実り多き日々に恵まれますよう、心より祈念致します。

 

【セルフ・リーダーシップの神髄~自分の弔辞を読む~】

 

人は早かれ、遅かれ、
必ず「人生の最後」を迎えます。

 

これは、紛れもない「事実」です。

 

歴史上の偉大なリーダーの多くは、
自らの死生観を明確にして、
志事にあたっていました。

 

コヴィー博士、ドラッカー教授、
松下幸之助翁をはじめとした
敗戦後の経済復興を支えたリーダー達、
明治維新の志士や、戦国武将たちなど。

 

「自分の死」を見つめていたから、
高い視座・視野・視点を授かり、
偉大な選択を重ね、偉大な貢献を遺しました。

 

一度、頭の中をクリアにして

 

自分自身の死後、
葬儀の場面を
強烈にイメージしてみる。

 

その会場に集っている

 

・仕事関係の上司・仲間・部下
・大切なパートナーや子ども
・大切な友人たち

 

あなたの最後を見送る葬儀会場では
あなたのことを、どのように語っているでしょうか?

 

あなたが、
どういう夫、父、妻、母、先輩、仲間だった
と述べられているでしょうか?

 

そして、
確実に訪れる
人生の最後の日までに、

 

あなたは誰に、
どういう貢献をしたいのか。
どういった功績を残したいのか。

 

葬儀における会場の空気感、
一人ひとりのあなたを見送る表情、
お別れの言葉を、鮮明に、ありありとイメージしてみてください。

 

ほとんどの人は、
今日や明日、来週、来月のことくらいまでしか
イメージ出来ていません。

 

責任・プレッシャーが多ければ
多いほど、日々、緊急事項がいやおうなく迫ってきます。

 

そして、
いつからか、
ご自身の人生で「本当に大切な人・こと・もの」が
わからなくなってしまったりするものです。

 

だからこそ、
そのイメージを
「人生の最後」(死に際・死後)という視点まで広げたとしたら

 

それだけの大きな視野・視座・視点を持ち、
その場の感情に流されずに、
「選択」ができます。

 

全ては、
あなたの「1つの選択」から始まるのであり、

 

その選択における
判断基準・価値観を明確にするための
第一歩が、自分の葬儀の弔辞を読むことなのです!